Pacific KOLiBRI(コリブリ)のステムヒンジ調整

Pacific KOLiBRI(コリブリ)のステムヒンジ部分の固定力を調整する方法を解説させて頂きます

 

目次

 

はじめに

パシフィック コリブリのハンドルを折りたたむ部分をステムヒンジと呼びます。

これはコリブリに限った話ではありませんが、ハンドルが折りたたみ自転車は全て この部分の固定力が弱い状態のまま使用し続けてしまうと、ヒンジ部分からハンドルステムが折れてしまう原因になります。

指一本の力でステムヒンジのレバーを固定できるようになってしまった場合は必ず固定力の調整を行って下さい。

 

使用する工具

10mmのスパナを2本用意して下さい

10mmのスパナを2本用意して下さい

 

ステムヒンジの調整方法

ハンドルを折りたたんだ状態にします

ハンドルを折りたたんだ状態にします

 

厚いナットと薄いナットはロックナットの仕組みで固定されていますから 厚いナットと薄いナットの両方に10mmのスパナをかけ、 厚いナットを動かさずに薄いナットを緩めます。

薄いナットを緩めます

 

厚いナットを赤い矢印の方向へ回すとレバーの締め付けが硬くなります。

厚いナットを黄色い矢印の方向へ回すとレバーの締め付けが緩くなります。

厚いナットの締め緩めで硬さを調整します

 

ハンドルを持ち上げてレバーを操作し、セーフティボタン裏側にある2本のネジのうち、 下側のネジからステムまでの距離が7mm程度になった時にレバーの抵抗が発生するように調整します。

下側のネジからステムまでの距離が7mm程度になった時にレバーの抵抗が発生するように調整します

 

レバーが人差し指の力だけで固定できるようでは固定力が緩いです。

ステムに4本の指を掛けて親指でトルクを感じながら固定できるくらいの硬さに調整して下さい

レバーの硬さ

 

厚いナットと薄いナットはロックナットの仕組みで固定されていますから 厚いナットと薄いナットの両方に10mmのスパナをかけ、 厚いナットを動かさずに薄いナットを締め付けまて調整完了です。

ロックナットで固定します