Pacific KOLiBRI(コリブリ)のハンドル曲がり
Pacific KOLiBRI(コリブリ)のハンドルが曲がってしまった場合や、傾いてしまった場合の修理・調整方法を解説させて頂きます
目次
はじめに
パシフィック コリブリのハンドルが曲がってしまった場合の調整方法ですが、、 一般的にハンドルが曲がっていると言われる状態の、ハンドルの向きとタイヤの向きが合っていない場合と、 ハンドルが横に傾いてしまっている場合の対処方法が異なりますので、分けて説明させて頂きます。
コリブリのハンドルが横に傾いている場合の調整方法
コリブリのローワーステムですが、 自転車に取付されている状態の時は地面から垂直に伸びているように見えますが、 単体で見ると15度くらい傾いて作られていますから、 センターがずれると左右に傾いてしまいます。
ハンドルを折りたたむ時に操作するヒンジレバー可動部の左側にあるボルトがフレームの中央と同一線上にある場合、ハンドルは右側に傾いてしまいます。
ハンドルを折りたたむ時に操作するヒンジレバー可動部の左側にあるボルトがフレームの右側面と同一線上にある場合、ハンドルは左側に傾いてしまいます。
ハンドルを折りたたむ時に操作するヒンジレバー可動部の左側にあるボルトが メインフレームを上から覗いた時に見える2本のラインの右側と同一線上にある場合、 ハンドルの左右の傾きは無くなりますから、そうなるように調整します。
※ローワーステムにフレームへの接触を緩和する為のシールが貼り付けられていますが、 このシールがフレームの真ん中に来るようになります。
5mmの六角レンチを使用して、ローワーステムの一番下にある2本のボルトを緩めて角度を調整して下さい。
コリブリのハンドルの向きとタイヤの向きが合っていない場合の調整方法
一般的にハンドルが曲がっていると言われる症状になります。
コリブリのアッパーステムがタイヤの向きとずれていて、ハンドルが左に曲がっていると言う状態です
コリブリのアッパーステムがタイヤの向きとずれていて、ハンドルが右に曲がっていると言う状態です
曲がっていても走れない事は無いのですが気持ち悪いですから、アッパーステムとタイヤが真っすぐになるように調整しましょう
5mmの六角レンチを使用して、アッパーステム側面のボルト2本を緩め、 ハンドルステムとタイヤの向きが真っすぐになっているかを確認してステムを固定します。
ボルトの締め付け加減は9~10Nmです
ハンドルがアップライトな方が好きな方は標準のままでも良いですし、やや前傾姿勢になる方が好きな方はアッパーステムをひっくり返して取り付けされても構いません。
ただし、組付けの際、アッパーステムの上っ面よりもローワーステムが低くならないように注意をして下さい