BirdyやBD-1のチェーンテンショナー取付方法

BD-1やBirdyを折りたたんだ時にはチェーンが弛んでしまいます。 展開する時にチェーンが外れてしまうのを少なくする為に、リアディレーラーにはChain Guide(チェーンガイド)が取付されていますが、 圧倒的にチェーンが展開時に外れないのは BD-1チェーンテンショナーBirdyチェーンテンショナーです。 折りたたみ直後から組み立てが終わる間際までチェーンのテンションをずっと取り続けてくれます。

 

目次

 

はじめに

BD-1やBirdyを折りたたんだ時にはチェーンが弛んでしまいます。

展開する時にチェーンが外れてしまうのを少なくする為に、
リアディレーラーにはChain Guide(チェーンガイド)が取付されていますが、
圧倒的にチェーンが展開時に外れないのは BD-1チェーンテンショナーBirdyチェーンテンショナーです。

折りたたみ直後から組み立てが終わる間際までチェーンのテンションをずっと取り続けてくれます。

Birdyのチェーンガイドとチェーンテンショナー

 

BD-1やBirdyにチェーンテンショナーを取り付ける事自体は非常に簡単なのですが、チェーンテンショナーの脱落防止処置や、 標準で装着されているチェーンガイドの取り外しなど、注意しなければならない点がいくつかありますので 、それを説明させて頂きます。

 

Birdy チェーンテンショナーについて

2014年のBD-1 Speed や BD-1 ALFINE などの上位機種のみに標準で装着されるようになった BD-1用チェーンテンショナー。

その後、Birdyに名称変更されてからは Birdy Air , Birdy Classic , Birdy Classic EVO 以外のモデルに標準で装着されるようになりました。

この部品(チェーンテンショナー)は折りたたみを開始した直後から、完全に組み立てが終わる寸前までチェーンの弛みを取り続けます。

それまではリアディレーラーに取り付けたチェーンガイドが、畳んだ時にチェーンの弛みを緩和しているだけでしたから、 折りたたみと展開の方法や、その丁寧さ。持ち運びの丁寧さなど、チェーンが外れてしまうのは人それぞれで、 「折りたたみと展開を教えた通りの方法で、慎重に行うようにして!!」と言うしか無かったのですが、 この画期的なパーツの登場で、「チェーンが外れちゃったんですけど...」と言う問い合わせが殆どなくなりました。

自宅でチェーンが外れるぶんには大きな問題はないのですが、 輪行で現地に着いた時にチェーンが外れてしまったら最悪の一日になってしまいますから、 このパーツを初めて見た時には「これ考えた人天才だわぁ~」と大騒ぎしたのを覚えています。

Birdyチェーンテンショナーの動き

 

チェーンテンショナー取り付けの可否

チェーンテンショナーを取付するボトムブラケットのシェル(ボトムブラケットが収まる部分のフレーム)の外径が40.5mmであれば取付できますが、 大昔のBD-1やPacific18などで、ボトムブラケットのシェル外径が43.5mmの物には取付できません。

チェーンテンショナー取付の可否

 

BB Bumpspacerは必要か否か

中空クランク用ボトムブラケットが装着されている場合はボトムブラケットの外径がBBシェル(フレーム)よりも径が大きい為、 テンショナーがずれ落ちてしまう事はありませんが、スクエアテーバーのボトムブラケットが装着されているモデルは テンショナーがずれ落ちてしまう場合がありますから BB Bumpspacer(ギザギザのワッシャーのような物)を 自転車右側のBBシェルとボトムブラケットの間に挟むのがお勧めです。

※BD-1の頃にはついていなかった部品ですから絶対になければならない物ではありません

BB Bumpspacerの必要性

 

チェーン落ち止めピンの取り外し

チェーンテンショナーを取付すると、チェーンガイドは不要になりますから、まずはチェーンガイドを取り外します。

右側のクランク(チェーンホイール)を取り外してしまうのが一番簡単ですが、 クランクの着脱をするような自転車専用工具は持っていないけれど、六角レンチなら持っている。調達できる。と言う事であれば チェーン落ち止めピンを取り外して、チェーンホイールからチェーンを外せばクランクを取り外したのと同じように作業がスムーズに行えます。

Birdy Classic , Birdy Classic EVOなど、丸型チェーン落ち止めピンが取付されている車種の場合は4mmの六角レンチを使用して落ち止めピンを外して下さい。

丸型チェーン落ち止めピンの取り外し

 

BD-1モノコック、Birdy Airなど、L型チェーン落ち止めピンが取付されている車種の場合は5mmで首下の短いショートヘッドの六角レンチを使用して落ち止めピンを外して下さい。

L型チェーン落ち止めピンの取り外し

 

その後シフトレバーを操作して、チェーンを一番小さいスプロケット(一番重たいギヤ)に入れて下さい。

チェーンを一番小さいスプロケットに入れて下さい

 

次にリアディレーラーのゲージを右上に引っ張り上げてチェーンを弛ませたまま保持します。

リアディレーラーのゲージを右上に引っ張り上げてチェーンを弛ませたまま保持します

 

チェーンが弛んでいるうちにフロントチェーンホイールからチェーンをはずします。

チェーンが弛んでいるうちにフロントチェーンホイールからチェーンをはずします

 

これでディレーラーがチェーンに引っ張られることはありませんから、ディレーラーの部品が飛んでなくなってしまう可能性が低くなり、交換作業もし易くなります。

チェーンガイドの取り外し

まず初めにリアディレーラー下側のプーリー(テンションプーリーと呼びます)とチェーンガイドを一緒に固定している ナットとワッシャー取り外します。

リアディレーラー下側のプーリーとチェーンガイドを一緒に固定しているナットとワッシャー取り外します

 

8mmのスパナでナットを咥えて、反時計回りに緩め、ナットとワッシャーを外します。

8mmのスパナでナットを咥えて、反時計回りに緩め、ナットとワッシャーを外します

 

ディレーラーの裏側から4mmの六角レンチでボルトを緩めて外します

ディレーラーの裏側から4mmの六角レンチでボルトを緩めて外します

 

これでチェーンガイドの取り外しが終わりました。

チェーンガイドの取り外しは完成です

 

チェーンガイドを外した時に、テンションプーリーも一緒に外れてしまった場合ですが、 テンションプーリーには表側と裏側の厚みが違ったり、方向性のある物があります。

方向性のあるプーリーには矢印が刻印されていますから、 チェーンの進行方向と矢印が同じ向きになるように取り付けて下さい。

方向性のあるプーリーには矢印が刻印されていますからチェーンの進行方向と矢印が同じ向きになるように取り付けて下さい

 

また、ディレーラーのゲージの内側にくるチェーンの通り道にも十分気を付けて組付けて下さい。 うまく変速できなくなったり、ペダルを回している間ずっとカラカラうるさい音がでてしまいます。

ディレーラーのゲージの内側にくるチェーンの通り道にも十分気を付けて組付けて下さい

 

ディレーラーの外側から、チェーンテンショナーに付属しているボルトをねじ込んで行き、3mmの六角レンチで固定します。

チェーンテンショナーに付属しているボルトをねじ込んで行き3mmの六角レンチで固定します

 

チェーンテンショナーの取り付け

チェーンテンショナーは画像のような角度で取り付けて下さい

チェーンテンショナーは画像のような角度で取り付けて下さい

 

チェーンテンショナーの固定ボルトは4mmの六角レンチを使用し、4Nmで締め付けて下さい。

チェーンテンショナーの固定ボルトは4mmの六角レンチを使用し4Nmで締め付けて下さい

 

あまり強く締め付けてしまうとテンショナーの矢印の部分が割れてしまいます。 また、振動で緩みますから、適度に増し締めを行うようにしてください。

あまり強く締め付けてしまうとテンショナーの矢印の部分が割れてしまいます